FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【建築家    所長のきろく】

監理の大切さ 設計事務所の現場監理

「現場の監理」の肝はコミュニケーション」



こんばんわ。

昨日今日と改めて監理の大切さを知る場面が沢山ありました。いやもう少し前から。いやずっと。
設計事務所の監理とは、現場監督のような役割ではなんですよ?知ってますか??
現場監理の「かんり」は管理。わたしたちは監理。

大まかには図面通りに現場が進んでいるか。法律を守って現場が進んでいるか。スケジュールはどうか。
「設計者」としての立場で現場を確認する。
もちろん図面だけでは表現しきれない部分もあるので、それを現場で現場監督や各所の職人さんなどと
やりとりをすることも監理のひとつです。

監理業務をすることにおいて大切なのは結局、「人と人とのコミュニケーション」
これに尽きる。

「設計者」はその土地にゼロから建築を創造する、云わば生みの親。
ということは「設計者」がその建築の性格や特性など知っていることになるので各方面に伝える義務が発生する。
その義務を怠ることによってコミュニケーション不足が発生し、つまりは揉めることになる。

「伝言ゲームは伝える側の責任」

そう思って活動しています。
もちろん実際は色んなシチュエーションや状況、関係性がありますし、聞く側の態度や状態などもあるので
すべてが伝える側の責任ということにはなりませんが、伝達者である「設計者」としての当事者意識としては
「伝達する側の責任」と思っているくらいがちょうどいい。

野球で言うところの「外野フライのお見合い」的な状況が一番よくない。

とはいえ、これがなかなか難しいですよね。どんなに言葉や図面やスケッチを尽くしても
伝わっていないこと(また、時間が経てば人間は忘れる生き物、、これが厄介)がある。
しかし、初めから伝える意思を持っていないのは言語道断。

他人の振り見て我振り直せ。
そう言い聞かせながらパソコンの前に座っているところです。  中島崚真

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