FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【建築家    所長のきろく】

建築家とアイスホッケー

THE GREAT ONE と呼ばれる男がいる。

日本プロ野球の長島、王のような。
Jリーグのキングカズのような。
NBAのマイケルジョーダンのような。
ゴルフのタイガーウッズのような。

アイスホッケーを知らなくても、そんな存在といえばその人物の偉大さについて察しが付くだろうか。

彼の名はウエイン・グレツキー。アイスホッケーNHLのスーパースターである。

わたしは学生の頃にアイスホッケーをやっていた。
関西ではなかなかお目にかかることのないスポーツかもしれないが、やっていたのである。
なぜか。それはお目にかかることのない珍しいスポーツだからである。
他の人とは違うことがしたい。それだけで選んだ。
しかし、それでも関西の大学にも数多くアイスホッケー部があり、関西リーグは3部まである。(20年前は)

話をグレートワンに戻すが、彼の活躍によって、HHLは北米における4大スポーツ(NBA,MLB,NFL,NHL)の一つとなったと言っても過言ではない。

グレツキーの凄さを書き出せば、尽きることが無くなるのでそのあたりの詳細はウィキペディアに任せるとして、
私が思うに彼をスーパースター足らしめている最大の理由はそのラストパスのセンスである。つまりアシストである。

もちろんゴールゲッターとしての才は言うまでもないが、チームメイトのゴールをお膳立てするそのセンスは秀逸だ。
目まぐるしく動き回るアイスホッケーにおいて最高のアシストをするにはその時の状況を読む力、すなわち、
相手守備の位置や動き、キーパーの位置取り、仲間との距離感とその後の動き、すべてが3Dとして頭の中で連動し、
一瞬の閃光のようなこれ以外に無いと思えるラストパスを出さなければならない。

そのセンスがバツグンなのである。
彼が背負った背番号99はNHL全チームの永久欠番になっている。これ以上、上の無い背番号99。
まさに THE GREAT ONE

なぜ、こんな話をしたのか。それは私も最高のラストパサーでありたいと思うからである。
もちろんじぶんが目立つのは大好きである。
しかし、ゴールを量産するだけではない建築におけるその醍醐味を味わいたいと思うのである。
お客さんに、スタッフに、現場監督に、職人さんに、メーカーさんに届けるラストパスを考える建築家でありたいと願うのである。
中島崚真

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写真はウィキペディアから