FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【建築家    所長のきろく】

僕の想い 10年前の記録 学生諸君そして駆け出しの建築人たちに②

こんにちわ。先日書いた僕の想いシリーズ第二段です。
当時も3日に1回ペースで描いていたようです。この2回目の記事は「売られた喧嘩は買う」という
なんとも若気の至り的なタイトルです。

でも大事なことなのです。いまのぼくも「売られた喧嘩は買う」思いで仕事をしております。
けっして売りませんし、もちろんホントの暴力はいけません。暴力反対!(。-`ω-) 言葉の暴力も反対!(。-`ω-)

気概の話です。

#大阪 堀江の建築設計事務所 建築家 中島崚真
#関西の建築設計事務所はFIVECOLOR[S]INKで住宅設計から店舗デザインまでアイデアが溢れます。
#アイデア #デザイン #architecture #学生諸君


★僕の想い

https://fci-design.com/blogdetail?wgd=blog-179



★★★★★★★★
「売られた喧嘩は買う」


今夜、我が事務所の所長とお客さんと3人でお酒を飲みながら話をしていて、思ったことです。
もっとも、僕は臆病者なので殴り合いの喧嘩は痛いから大嫌い。「逃げるが勝ち」を選びますが・・・・。(笑)

しか~し!どんな状況でも戦わなければならない時が僕らにはあります。たとえ負けるとわかっていても。。。
それでも戦わなければならない時があるのです。

負けてもいつかは借りを返すのです。それがいつになるのかは分からない時もある。
前回の「僕の思い①」でも書きましたが、仕事ではいろんな人が絡み合い、思惑も係った人の数だけあります。
建築は動くお金が大きいから利益を求めていろんな輩が現れます。現れる現れる。それはプロジェクトが大きくなればなるほど、比例して多くなる。

そんな時、尻込みしている場合ではない。負けたら横取りされるのです。
横取りされるのがいけないのではないんですが、そんな輩がいいものを創造するはずもなく、出来るはずもなく。考えるは自分の利益のみ。
そうなると世の為、人の為、お客さんの為にやろうとしてることが出来なくなる。

それはよくない。
だから、「売られた喧嘩は買う」

なぜこんなことを書くのか。それはそういった気概を感じることが少ないからです。
たとえば、課題で先生から指摘や指導、アドバイスを受けたらもちろん自分の未熟さや情けなさ、力の無さを真摯に受け止めつつ
姿勢的には「売られた喧嘩」だと思えばいいのです。

第一課題でコテンパンにやられたら、第二課題で挽回する。ダメなら第三課題でリベンジする。それでもだめなら卒業制作で勝つ!
学生の間に勝てなかったら社会人になってから・・・と。
そういう意味では僕らにはまだまだ時間は残されてるんです。

学生二年のみなさんは卒業して、これからは社会に出て新しい分野で働くことになりますね。是非、忘れないでください。
1年生のみなさんは2年になって、課題をはじめいろんな壁につまずくと思います。是非、忘れないでください。

喧嘩を自ら売る必要はありません。いつもは穏やかに。にこやかに。
優しい言葉、優しい笑顔、優しい心で。
「売られた喧嘩は買います」と小さく書いた紙をテープでそっと背中に貼っておくような感じでいいのです。
いつか必ず借りは返すのです。そうやって強くなっていくのです。 TA中島