FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【ナカシマリョウマのくだらない話】

一歩一歩

緊急事態宣言下とはいえお盆もほとんど家にいることが無く、仕事など何かと世話しなく活動していたんですが、
いつもよりも早めに自宅に帰り、夕方以降はのんびりとしていました。

「コントがはじまる」というドラマの録画を見ましてね。もう放送は終わってまして。
コメディードラマだと思っていたんです。タイトルがタイトルなので。
あまり期待せずに見始めたんです。1話見て面白くなかったら見るのやめよう。くらいの感じで。
そしたら3日間くらいで一気に全10話見てしまいましてね。

一言でいうと売れないトリオのコント芸人を中心に20代後半の若者たちの青春群像ドラマでした。
それぞれが人生の岐路に立ち、新たな道を模索しながら葛藤や怒り、
悲しみや喜びなどの感情をぶつけたり、受け止めたり。みんなで共有したり。
各回の物語がドラマの最初と最後に展開されるコントとリンクしているという形でした。

話が進行していって芸人を辞めて解散することになったマクベス(トリオ名)。
「マクベスをやってきた10年間は意味があったのかな」ってリーダーが言うんですね。

「私は華道部の部長をやってよかったと最近思った。」と、ファンでありマクベスとはご近所の女の子が
アルバイトしているファミレスのお客さんとの数日前のお花のやりとりで華道の知識が活かせたことを話して、
「きっと意味がある」と勇気づけるシーンがありましてね。

確かにな~って思った訳ですよ。

誰だっていまやってることが何になるんだろうって思うよね。
これが何の役に立つのかな、とか。やってる意味あんのかな、とか。これから先どうなんのかな、とか。

でも華道部の話のように一瞬の出来事かもしれないけど、役に立つ日は確かにいつか来ると
信じていくしかないことも事実であって、悩んでみたり、信じてみたりを僕らは繰り返して生きてるんだな、と。

一歩。その一歩にどんな意味があるのか。それでも一歩、足を出してみる。そしてまた一歩。
左足を出したら、次は右足。また左足。右、左、右、左・・・・
あたまで考えるよりもまずは一歩から。
信じて出した一歩は明日への一歩。いまよりもっと良くなる一歩。もっと楽しいことが待つ一歩。

昔に描いた未来と違う今でもね、思い通りにいかない毎日でもね。信じて出した一歩はきっと意味のある一歩になる。

誰にでもある。何歳になってもある。不惑の四十なんていうけど、迷ってばかりの四十です。
若者の青春群像劇を見ながらそんなことを思ったお盆でした。
みなさんのお盆はいかがでしたか。


中島崚真



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