FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【ナカシマリョウマのくだらない話】

紅白を考えるとともに大阪市の注文住宅を考える つづき

不覚ながら年末大型時代劇の話にずいぶんと熱が入って
本題にいけなかったのでそのつづきを書きたいと思う。

そうなのだ。昔の大晦日はテレビを見る以外に
娯楽が大してなかったのだ。

年末年始にかけて紅白の視聴率問題がネットで盛り上がる。
基本的には「史上最低を記録」といったネガティブキャンペーン
の類がほとんどで、肯定派は少ない。
いやいやそら、視聴率60,70いくて。昔はそれしかないんやから。

年末の過ごし方、娯楽の選び方が増えた今、紅白だけが特別ではいられない。
いられないのである。
流行のドラマでも20%を超えれば大ヒットと言われる今の状況を
考えればそれはありえない。30%超えは立派である。
ドラマだってトレンディドラマなどドラマ最盛期は40%超えとかあったもんね。

じゃあわたしの大晦日の過ごし方はと言えば、コロナの前は旅行に行くことが多かった。
北陸や九州などで年越しを迎えていたが、やはり旅館でも紅白は見ていた気がする。
ホテルのテレビで見ていたと思う。
ただし紅白のみではなく「笑ってはいけない」とチャンネルを交互に見ていた。
紅白で聞きたい歌手と結果発表以外は笑ってはいけないにチャンネルを合わせる。

このチャンネルピッピ変える問題は深刻だ。
もう次かな!?と思って紅白に変えたらまだ前の歌手だったとかよくあることで
そのたびに笑ってはいけないに戻す。そして数秒経ってから、もういいだろうと思って
紅白に変えてみると司会者が審査員に話しかけてたりして意外と進まない。
そんな時に限って笑ってはいけないの登場ゲストが誰なのか気になって、
また一旦笑ってはいけないにチャンネルを戻す。
ここでどおしても見たいゲストだったりすると最悪である。
「うを~~!紅白みたいけど、こっちのゲストも面白そう!」(´゚д゚`)

まるで銃を撃つギリギリで相手に過去の話を持ち出され、最愛の人の情報が
頭を巡り、持っている銃で相手を撃つかどうか迷っている状況とまさに一緒である。

「さあ!俺を撃つなら撃てよ!どおした!撃たないのか!!」 ( `ー´)
「ぐ、、、汚いぞ!お前は卑怯だ!」(; ・`д・´)
「撃てよ!撃つがいいさ!だがな、お前の最愛の人間がどおなってもいいのならなっ!」( `ー´)ノ
「ぐぐ、、、、」(=_=)・・・

ソファに寝そべり、片足はブラ~ンとしながら、もう片方の足はソファに立てながら
俺の右腕はしっかりと狙いを定めている。
そう、それはまるで映画「アンタッチャブル」の階段をベビーカーが落ちるシーンで
アンディガルシア演じるストーンが寝そべりながらベビーカーを受け止め、
そして銃を完璧に相手に狙い定めていた時と同じである。

リラックスした体勢であるにもかかわらず、緊迫している。
リモコンを持った腕はしっかりとテレビに狙いを定めている。
いつでも人差し指を動かす準備は出来ている。
手に持ったリモコンから手の汗が滴り落ちる。
ほんの少しこの指を動かせばいいのだ。しかし・・・

「お、俺はどうすればいいんだ・・・紅白を取れば笑ってはいけないが犠牲になる・・・
しかし!!しかしだ、このまま笑ってはいけないを取れば紅白が見れない・・・」

この緊迫した状況で次回につづく。   中島崚真