FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【店舗設計   けんとうの巻】

▽過去の設計・デザイン事例② 内装デザイン esports(イースポーツ)施設ってなによ。

一昨年から今年の初めまで、esports施設なるものをいつくも検討してきた。
もちろん工事から完成まで至ったものもあるが多くがこのコロナ禍によって白紙となってしまった。全く残念である。

「esports(イースポーツ」と聞いてピン!と来る人もいれば、イマイチどおしてピン!と来ない人もいることでしょう。

簡単にいえば(あまり簡単に言うと関係者に怒られるかもしれませんが)、対戦ゲームです。
しかも対戦は目の前で行われることもあれば、ネット上で行われることもあるのです。
その「ゲーム」をするための専用の施設なのです。
施設内にはステージなどもあり、トーナメント戦で勝ち上がったプレーヤーが決勝戦ではそのステージ上で対戦したり。
そこには音響と照明により、エンターテインメントとしての要素もふんだんに盛り込まれています。


そもそも、「ゲームかよ」と。
我々が小さい頃から任天堂のファミコンが大流行りでありましたが、新しいものには常に反対意見も付きまとうもので
日本では世のお母さま方が「ゲームなんてやってたら勉強しなくなってバカになるわよ!!」と叱りまくった時代です。
ファミコン=悪 セガサターン=悪 勉強=正義という勧善懲悪の構図がハッキリと示されてた時代でしたね。
だいたい名前に「サターン」とか付けるから、魔の帝王的になってしまうんじゃないかと思ったりもするんですが。

そんなゲーム暗黒時代が長く続いたせいで、やはり日本では「ゲーム」といえばあまりいいイメージで語られることはないのでありまして、
相変わらず悪い意味での「オタク」的イメージが付きまとってしまう。令和時代に至ってもまだまだ昭和的に考えられてしまっている。
このままゲームたちが日の目を見ることはないのか。
いやいや、お母さま方。21世紀も20年経った今。「ゲーム」はお金が稼げるのですよ。

プロですよ。プロフェッショナルですよ。

プロフェッショナルゲーマーですよ。お母さま方。
世界ではとんでもない額の賞金を稼いでるプロの「ゲーマー」が沢山いるのですよ。
日本も遅ればせながら徐々にその勢い伝わってきています。
今じゃそれぞれの都市にはイースポーツ協会なるものも設立が相次いでいますし、そうなるとサポートが徐々に充実してくることにもなる。
今はコロナの影響ですこし盛り上がりが下火となってはいますが、しばらくするとまた盛り返してくることにもなるでしょう。

ファミコンを開発したのは日本の会社で、世界に先駆けてゲームブームだったにもかかわらず、esportsについては、日本は後進国です。
まぁ日本では「悪」だったし、そういったことを利用してお金を稼ぐという発想自体もなんだか「清廉潔白」ではないイメージもあり。
世界に先を越されてしまったのですね。

でもこれからですよ。ゲーマーのみなさんが活躍できる機会がきっと増えるでしょう。
もちろん中にはほっといてくれよと。純粋にゲームを楽しみたいだけなんだよ。というゲーマーもいるでしょうが。。。
いずれにしても生活の術がいろんなことで広がることは相対的に見れば良いことだと思うんですがね。

そのうち、
「ちょっと!奥様!お宅のお子さん、一流のゲーマーですってねェ~。」
「いえいえ、ちょっとゲームが得意なだけなのよォ~~。
プロの世界にはもっと活躍してる選手がいるんですからぁぁ、うちの子なんてまだまだ二流よォ~~~。」
「あら、また謙遜なさって~~~。なんて親孝行なお子さんをお持ちで~。これで左うちわで老後も安泰ね~」
「そんなことないわよォ~~。毎月の電気代が高くてバカにならないのよォ~~。もっと頑張ってもらわないとぉ~~」
「何いってらっしゃるのよぉ~~。そのうちヒーローインタビューなんかしたりして、
一億円プレーヤーも夢じゃないわァ~。もぉ羨ましいわァ~~。うちも小さい頃からやらせとくべきだったわ~」
「奥様ったらァ~。オオ~ッホッホッ!!」

なんてなお母さま方の井戸端会議が街で聞ける日も近いかもしれませんね~~

オオォ~ッホッホッ!!!   中島崚真

★設計事例
https://fci-design.com/works

▽過去の設計・デザイン事例① ダンススタジオ
https://fci-design.com/blogdetail?wgd=blog-18


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写真:六甲の施設


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