FIVE COLOR[S]INK ⼀級建築⼠事務所|⼤阪市⻄区北堀江

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【ナカシマリョウマのくだらない話】

みてみたい映画がある

こんにちわ。
夏が近づいて参りました。
Summer is approaching  ですね。
It's already summer.
It's getting HOT!!     HOT!! HOT!!  ホッ!!ホッ!!

図面の作成に計画の検討にとこの2週間ほど忙しくしておりました。
ホッと一息ついてまた今週も走り続けます。 ホッ!!ホッ!!

見たい映画があります。
邦画です。

だいぶ古いです。
黒澤明監督作品の「生きる」です。
毎日のように流れ作業のような仕事をして、生きることの情熱も意味も考えたことのないような
公務員の主人公がある事件をきっかけに生きることのホントの意味を見つけます。(だそうです)

いまAmazonプライムビデオでイギリスを舞台としたリメイクを見ることが出来ます。「Living」。

先日父の法事があり、法要後のお坊さんの説法が「生きる」の話でした。
その説法を聞きながら自分の人生を思惟しました。

人の死を悼みながら、自分の「生」について考える。

皆さんは「生きている」実感を得ていますか。
楽しみも「生」苦しみも「生」憎しみも「生」
どっかの生ビールのCMのようですが、違います。 「なま」ではなく「せい」です。
仏教では生老病死と苦しみのひとつに「生」が数えられています。人が生きていく上で避けられないものです。
ならば自分に起きるすべてを受け入れて自らの喜びとしたとき、人は「生きている」ことを感じるのではないでしょうか。

映画の主人公は自分の寿命を知りそして人のために生きることで「生きている」実感をはじめて味わいました。
自分のために生きることも、自らが幸せになることも大切です。
しかし自分のために生きるだけでは人生の荒波を乗り切る力に限界があるのかもしれません。
誰かのために働いてそして何かしらの反応があるからこそまた生きようと思うものです。

生きていくだけでも大変な時代です。
であればこそ、どうせ生きるなら「生きている」実感を得たいものです。
みなさんは「生きている」実感を感じていますか。生きていますか。

そんなことを思いながら「生」ビールを味わうものまた人生の喜び。。。

生の建築家 中島崚真