不動産屋さんの新たなる挑戦
これ不動産屋さんです。
どっかのショールームじゃん!と言われてもおかしくないですが。
もうみなさんもナチュラル系に飽きたでしょ??
右を見ればナチュラル。左を見ればナチュラル、、、流行のヨーグルトか!と言いたくなるくらい
町にはナチュりまくったお店がいっぱいですよ。溢れすぎててもうナチュラルではないけどね。
ナチュラルタウンに飽きた我々ファイブはナチュりません。
かれこれ3年前から飽きていた我々はアンナチュラルです。ここに声高々にアンナチュり派宣言です。
しかしお施主さんは当初、ナチュラルを望んでいました。
「こんな感じで」っとナチュラルなイメージ写真を提示されました。
そこをアンナチュり派の我々の手によって、このような結果になった訳であります。
イメージは「ネオ1970年代」であります。
昭和終盤の善き個性をリスペクトしつつ今の時代の感覚を取り入れてデザインしました。
こうゆうノスタルジーな雰囲気を醸し出しながら新しいアイデアとセンスを混ぜつつ
心地よい世界観を出すのがファイブの得意とするパターンのひとつです。
ノスタルジックな感覚というのは誰もが心に持つ、善き価値観のひとつと考えています。
懐かしさというのは安心感や温もりのようなものだけではなく、時には斬新であったりします。
それは得体のしれない黒くヌタッとした液体にガバッと手を突っ込んで掴むつもりでいかなければなりません。
そうして掴んだものは手指にまとわりつく新しい感覚です。
まとわりついた斬新は冷たさです。大量の氷水を首の後ろからバッとぶっ掛けられたような感覚です。
平衡感覚を無くします。平衡感覚を無くす。それは言わずとも不安定です。
その不整脈を打つような非バランスが面白さへと変化します。
あたたかさとつめたさが同時にくる。つまり、自然界においては相対する火と水の共存。
だから面白い。
デザインは科学的に作られなければならない。という考え方の一方で、
人間の持つ神秘と言える部分からのデザインも大切です。
論理的説明が出来なくても「なんだか心地よい」感覚は確かに存在します。
ナチュラルよりもよっぽど自然的だと思います。 中島崚真
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