FIVE COLOR［S］INK ⼀級建築⼠事務所｜⼤阪市⻄区北堀江

生きることへの喜びは、死ぬことへの希望へと続く

そう思う


何かと世話しなく生活を送っていて、ふと考える時間があると思うことは、人との出会いと別れ
人生の大半は仕事に関わる人との出会いと別れ

例えば、目の前に人がいる　
この人とはほんの数年前に仕事で出会ったに過ぎないけれど、
この人が自分の人生に関わっていなかった時間があることの想像がつかなくなる

例えば、もう会うことは滅多になくなる人がいる
この人とはほんの数年前までよく仕事をしていたのに連絡すらも取らなくなる
この人が自分の人生に関わっていた時間があることがぼんやりとしてしまう

宇宙が沸き起こり、地球が形作られ、生命が誕生して、膨大な時間と空間が流れ、この国のこの現在に同じように生きる
それだけでも奇跡の瞬間であり、その奇跡どうしが出会ったり、分かれたりする

仕事上の都合と言えばそれまでだけれど
なぜこの人と出会い、そして別れたのかと考えると、その出会いと別れに対する意味を深く考えるようになる

お互いに必要だったから出会い、もうお互いに用がなくなったから合わなくなった
ただそれだけかもしれない
しかし、出会いと別れによって得られたモノは、「誰のモノ」でもなく、「その人にとってのかけがえのないタカラ」になる

どれだけ、アカの他人との時空交差を尊ぶか、それが人生を豊かにする

どれだけ相手の笑顔を見ることが出来たか　それが死への希望に繋がると思う　　

中島崚真

＃FIVECOLORSINK　#関西　＃大阪　#西区　＃堀江　＃デザイン　＃建築設計　＃建築家　＃注文住宅　＃店舗設計　
＃出会いと別れ　＃生と死　＃輪廻転生　#建築に夢をみよう